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硫化ユウロピウム(II) : ウィキペディア日本語版 | 硫化ユウロピウム(II)[りゅうかゆうろぴうむ]
硫化ユウロピウム(II)(りゅうかユウロピウム、)はユウロピウムの硫化物で、空気中では黒色の粉末。化学式はEuSと記される。 == 性質 == 典型的なランタノイドの酸化数は+IIIであるが、本物質におけるユウロピウムの酸化数は+IIである〔C. Housecroft. Inorganic Chemistry. 3rd. Essex, England: Pearson Education Limited, 2008. Print. ISBN 0-13-175553-6〕。キュリー温度(Tc)は16.6Kであり、この温度以下では強磁性、それより高温では常磁性を示す。〔Zhao, F. Sun, H. Su, G. Gao, S. Small, Synthesis and Size-Dependant Magnetic Properties of Monodisperse EuS Nanocrystals. 2006 volume 2, No. 2, 244-248. doi: 10.1002/smll.200500294〕空気中では500℃までは安定するが、それを越えると酸化が始まる。不活性環境下では1470℃で分解する〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「硫化ユウロピウム(II)」の詳細全文を読む
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