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硫化銅[りゅうかどう] 硫化銅(りゅうかどう)とは銅と硫黄とから成る無機化合物で、組成および銅や硫黄の酸化数の違いにより、硫化銅(I) (Cu2S) と硫化銅(II) (CuS)、ほかさまざまな組成比の化合物が知られる。 == 硫化銅(I) == 組成式は Cu2S の鉄灰色の光沢ある結晶で、水に不溶、温かい希硝酸には溶ける。比重 5.6 g/cm3、融点 1130 ℃。CAS登録番号は 。電気の良導体。 天然には輝銅鉱 (chalcocite) として産する。 黄銅鉱 (CuFeS2) を焙焼すると Cu2S が生じる。ここで得られる混合物から鉄の塩を除いたのちに空気中の酸素で処理すると、金属銅が得られる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「硫化銅」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Copper(I) sulfide 」があります。
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