翻訳と辞書 |
硫砒鉄鉱[りゅうひてっこう]
硫砒鉄鉱(りゅうひてっこう、arsenopyrite)はヒ素と鉄の硫化鉱物。ヒ素の代表的な鉱石鉱物である。 硫砒鉄鉱を焼くとヒ素が分離して、猛毒である亜ヒ酸ができる(亜砒焼きとよばれていた)。亜砒酸は宮崎県高千穂町土呂久の鉱毒事件の原因として有名である。 硫砒鉄鉱そのものには毒性はないが、表面に風化によって亜ヒ酸など有害な砒素化合物が生成・付着している可能性がある。手に持った際にはすぐに手を洗浄し、直接口や食物に触れるべきではない。 ==語源== 英名の Arsenopyrite は、砒素(Arsen)を含んだ黄鉄鉱(pyrite)の一種という当時の認識に由来する(E.F. Glocker、1847)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「硫砒鉄鉱」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Arsenopyrite 」があります。
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|