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硫酸鉛鉱[りゅうさんえんこう]
硫酸鉛鉱(りゅうさんえんこう/りゅうさんなまりこう、Anglesite)は硫酸鉛(II)を成分とする硫酸塩鉱物の一種である。まとまって産出する場合は鉛の鉱石として採掘されることもある。 == 産出 == 鉛鉱床の地表面付近に産出し、方鉛鉱の酸化により生成する二次鉱物である。粒状の団塊および成長した結晶状のものが存在し、未変成の方鉛鉱を伴うことが多い。また方鉛鉱の仮晶の外観をなすものも存在する。 : PbS + 2 O2 → PbSO4 主な産地はイタリアのMonteponi、モロッコのTouissitであり、日本では尾去沢鉱山である。また英語名Anglesiteはイギリスの産地アングルシー島 (Anglesey)の銅山において1783年に発見されたことに由来する〔堀秀道 『楽しい鉱物図鑑』 草思社、1992年〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「硫酸鉛鉱」の詳細全文を読む
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