翻訳と辞書
Words near each other
・ 硬膜外血腫
・ 硬膜外麻酔
・ 硬膜定着液
・ 硬膜枝
・ 硬膜液
・ 硬膜神経
・ 硬膜茸状腫
・ 硬膜静脈洞
・ 硬葉
・ 硬葉植物
硬葉樹林
・ 硬葉草原
・ 硬調
・ 硬調現像液
・ 硬貨
・ 硬貨計数機
・ 硬貨計算機
・ 硬貨選別機
・ 硬質
・ 硬質せっこう


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

硬葉樹林 : ウィキペディア日本語版
硬葉樹林[こうようじゅりん]
硬葉樹林(こうようじゅりん)とは、常緑広葉樹林の一種で、夏季の乾燥に耐えることができる森林のことである。暖温帯に於ける常緑広葉樹林としては、照葉樹林と対を成す存在である。
== 特徴 ==

=== 地中海沿岸 ===
地中海性気候の地域で多く見られる。この気候帯においては、年間雨量はある程度確保されるが、夏期に雨が少ない。冬季はさほど低温ではない。したがって、生育適期に水条件が良くないため、葉は小さくて硬く、乾燥に耐える形を取る。硬葉樹林の名はこれに由来する。
オリーブコルクガシイナゴマメなどが代表的な構成樹種である。
しかしながら、地中海沿岸は人類の歴史上でも特に人間の活動の盛んな場所であったことから、この型の森林で現存するものはほとんどないと言って良い。同じく照葉樹林も多くの地域で消失に近い打撃を受けているが、日本のように残っている地域もあちこちにある。これは、特に地中海周辺は牧畜がよく行われたことから、植生への直接の影響が大きかったこと、夏に乾燥する気候のために回復力がよくなかったことが考えられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「硬葉樹林」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.