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ホウケイ酸ガラス(硼珪酸ガラス、ボロシリケイトガラス、)とは、ホウ酸を混ぜて熔融し、軟化する温度や硬度を高めたガラスである。耐熱ガラス、硬質ガラスとして代表的な存在。熱膨張率が低く、そのため一般のガラスに比べて熱衝撃に強い。耐熱性・耐薬品性に優れていることから、理化学器具や台所用品などに用いられている。アメリカのコーニングの商標から「パイレックス」と呼ばれることも多い。 == 性質 == ホウ素の原子量が小さいため、通常のガラスより密度が低い。 ホウケイ酸ガラスの熱膨張率は3×10-6/Kと、通常のガラスと比べて3分の1程度である。 そのため温度差に起因する熱応力が減少し、熱衝撃に強くなっている。 急激に、あるいは不均一に加熱すれば割れるが、粉々にはなりにくい。 光学的には色分散が小さく(アッベ数65程度)屈折率が低い(可視領域で1.51-1.54)、クラウンガラスである。 通常は無色であるが、ガラス工芸用の着色したものも存在する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホウケイ酸ガラス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Borosilicate glass 」があります。 スポンサード リンク
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