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碁聖(ごせい)は # 日本の歴史上、傑出した囲碁の名手に対する尊称。棋聖とほぼ同義。 # 囲碁の棋戦の一つである碁聖戦に優勝した棋士に贈られるタイトル。 == 碁聖と呼ばれた人物 == * 寛蓮 : 平安時代の棋士。最も早い時期に碁聖と呼ばれた人物とされる〔『囲碁の文化史』108頁。同著に依れば、寛蓮が碁聖と呼ばれたことは一条兼良の『花鳥余情』に書かれている。〕。 * 本因坊道策 : 江戸時代前期の棋士。本因坊丈和と比較して「前聖」とも呼ばれる。 * 本因坊道知 : 江戸時代中期の棋士。囲碁の名人であるだけでなく、将棋も上手(七段)並みで中将棋も抜群の強さであったため「盤上の聖」と呼ばれた〔『道知』249頁〕。 * 本因坊丈和 : 江戸時代後期の棋士。本因坊道策と比較して「後聖」とも呼ばれる。 * 本因坊秀策 : 江戸時代後期の棋士。明治37年の『座隠談叢』に「秀策ハ聖棋神手」、『秀策口訣棋譜』に「先師碁聖秀策」と書かれるなど、明治以降になって碁聖と呼ばれるようになった〔『丈和』245頁〕〔『秀策』275頁〕。 * 呉清源 : 昭和時代の棋士。中国出身で日本で活躍し「昭和の碁聖」と呼ばれる〔中山典之『昭和囲碁風雲録(下)』(岩波書店)〕〔『囲碁の文化史』188頁〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「碁聖」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gosei (competition) 」があります。 スポンサード リンク
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