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碑 : ウィキペディア日本語版
石碑[せきひ]

石碑(せきひ、)とは、人類が何らかの目的をもって銘文碑文ともいう)を刻んで建立した石の総称。「(いしぶみ)」ともいう。墓石としてなど他の目的を持たず、銘文を刻むこと自体を目的とするものをいう(ただし、英語の stele の場合は、木製のものや墓碑も含む場合がある)。なお、何かの記念として建てられたものを記念碑(きねんひ)、和歌短歌や歌の歌詞を刻んだものを歌碑(かひ)、俳句を刻んだものを句碑(くひ)、を刻んだものを詩碑(しひ)という。
== 概要 ==
石自体がひとつの彫刻になっている場合は、「石彫」と呼んで区別することが多い。また、岩絵が刻まれているものは、「石碑」とは呼ばず、文字が刻まれて、一時的にも建立された、または建立する意識がみられるものを指す。形状は、縦長で表面が平坦な石が用いられることが多いが自然石をそのまま用いる場合もある。
王朝の起源、伝説、王の業績などの歴史的事件を刻んで王室の権威を高めるプロパガンダに用いられることがあったため、石碑を建てた権力者が倒されると、石碑が倒されたり銘文が削られたり破壊されたりすることが多かった。マヤの諸都市に建てられた石碑もその好例である。新たな権力者は自分の権力の正統性を石碑に刻ませた。
石碑として残されるのは、輝かしい事績ばかりとは限らない。慰霊碑災害記念碑のように、悲劇的な事象が再び起こらないよう、後世への戒めとして建てられている碑も存在する。

ファイル:El Baul Stela 1.jpg|エル=バウル石碑1号(グアテマラ)
ファイル:kutai_Prasasti_of_Mulawarman.JPG|クタイ王国、ムーラヴァルマン王の石碑
ファイル:Odara Yosemiya Site 02.JPG|四角柱の石碑大多羅寄宮跡
ファイル:Kyogamori 02.JPG|自然石をそのまま用いた石碑の例太山寺発祥地の碑)
ファイル:Samjeondo Monument2.jpg|螭首と亀趺がある大清皇帝功徳碑


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「石碑」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Stele 」があります。



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