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確認・糾弾[かくにん きゅうだん] 確認・糾弾(かくにん・きゅうだん)とは、差別事件において、被差別者が差別事象の実行者や関連する責任者など差別者とみなした人間を呼び出し、差別行為の事実関係を確認し、その責任を問う中で部落問題等の差別問題に対する認識姿勢を糾すことであるとされる。 == 概要 ==
===「糺弾」の語源=== 水平運動において糾弾の語が最初に登場したのは、1922年3月3日の全国水平社創立大会で可決された決議の第1項「吾々ニ對シ穢多及ヒ特殊部落民等ノ言行ニヨツテ侮辱ノ意志ヲ表示シタル時ハ徹底的糺弾ヲ爲ス」であり、当初は"糺"弾という字が用いられていた〔『脱常識の部落問題』p.221 朝治武「徹底的糺弾の再検討」〕。糺弾という語を用いるよう提案したのは阪本清一郎であった〔福田雅子『証言・全国水平社』(日本放送出版協会、1985年)〕。当時は「弾劾」という語の方が一般的であったが、弾劾は壊すという意味で政治家にたびたび使われていたため、正しく改革するという意味で糺弾の語を用いたと阪本は述べている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「確認・糾弾」の詳細全文を読む
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