翻訳と辞書
Words near each other
・ 磁気ミラー型
・ 磁気メモリ
・ 磁気モーメント
・ 磁気リコネクション
・ 磁気ループ
・ 磁気偏差
・ 磁気光学カー効果
・ 磁気光学効果
・ 磁気光学的カー効果
・ 磁気光学空間光変調器
磁気共鳴
・ 磁気共鳴スペクトル分析法
・ 磁気共鳴像(イメージング)
・ 磁気共鳴断層撮影
・ 磁気共鳴断層撮影法
・ 磁気共鳴映像
・ 磁気共鳴映像法
・ 磁気共鳴画像
・ 磁気共鳴画像法
・ 磁気共鳴血管画像


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

磁気共鳴 : ウィキペディア日本語版
核磁気共鳴[かくじききょうめい]

核磁気共鳴(かくじききょうめい、、NMR
は外部静磁場に置かれた原子核が固有の周波数の電磁波と相互作用する現象である。
== 概略 ==
原子番号質量数がともに偶数でない原子核は0でない核スピン量子数 ''I'' と磁気双極子モーメントを持ち、その原子は小さな磁石と見なすことができる。磁石に対して磁場をかけると磁石は磁場ベクトルの周りを一定の周波数で歳差運動する。原子核も同様に磁気双極子モーメントが歳差運動を行なう。この原子核の磁気双極子モーメントの歳差運動の周波数はラーモア周波数と呼ばれる。この原子核に対してラーモア周波数と同じ周波数で回転する回転磁場をかけると磁場と原子核の間に共鳴が起こる。この共鳴現象が核磁気共鳴と呼ばれる。
磁場中に置かれた原子核はゼーマン効果によって磁場の強度に比例する、一定のエネルギー差を持った 2''I'' + 1 個のエネルギー状態をとる。このエネルギー差はちょうど周波数がラーモア周波数の光子の持つエネルギーと一致する。そのため、共鳴時において電磁波の共鳴吸収あるいは放出が起こり、これにより共鳴現象を検知することができる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「核磁気共鳴」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nuclear magnetic resonance 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.