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磁化率[じかりつ]
磁化率(じかりつ、英語:magnetic susceptibility)とは、磁気分極の起こりやすさを示す物性値である。帯磁率、磁気感受率などとも言う。 == 定義 == 外部から磁界''H''を掛けられると一般の磁性体には磁気分極''P''m が生ずるが、この''H''と''P''m は比例する。その関係を : のように書き表した時の比例係数が(静的な)磁化率である(μ0は真空の透磁率)。ギリシア文字のχで表現するが、電気感受率にも同じ文字を使う場合があるので区別のためχmとしている。μ0''H''と''P''m は共に磁束密度の次元を持つので、χは無次元量であり単位系に依らない(ただし''P''m=χm''H''のように透磁率を介さず、直接にPmとHを結ぶ係数を磁化率χmと定義する流派も存在し、この場合のχmは透磁率と同じ次元を持つことになる)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「磁化率」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Magnetic susceptibility 」があります。
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