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磁気浮上式鉄道[じきふじょうしきてつどう]
磁気浮上式鉄道(じきふじょうしきてつどう、)とは、磁力による反発力または吸引力を利用して車体を軌道から浮上させて推進する鉄道のこと。英語では"Maglev"(マグレブ) と呼称し、「磁気浮上」を表す"Magnetic levitation"が語源である。磁気浮上式鉄道はその近未来性からリニアモーターカーの代表格でもある。1971年、西ドイツで Prinzipfahrzeug が初めての有人走行に成功した。 世界で開発されている主な磁気浮上式鉄道にはトランスラピッド、HSST、試験走行段階の超電導リニアなどがあり、有人試験走行での世界最高速度は2015年4月21日に日本の超電導リニアL0系が記録した603km/hである。 現在、上海トランスラピッドとHSSTの愛知高速交通東部丘陵線(愛称:リニモ)が実用路線の営業運転を行っている。なお、超電導リニアによる中央新幹線は、東京 - 名古屋間で2027年の先行開業、さらに東京 - 大阪間で2045年の全線開業を目指して計画が進められている。 == 磁気浮上鉄道の特徴 == 磁気浮上鉄道の特徴は、浮上および推進を非接触で行うことができる点である。 長所は主として高速化(移動時間の短縮化)が可能だということなどである。短所は鉄道の高速化の結果、消費エネルギーが増大し、(温室効果ガス、CO2排出量が増し)、環境負荷が増したり、持続可能性に悪影響を与えることである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「磁気浮上式鉄道」の詳細全文を読む
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