|
磁気遮断器(じきしゃだんき, MBB, ''M''agnetic ''B''low-out Circuit ''B''reaker)は、電流の遮断を電磁力によって支援する遮断器である。 磁気遮断器は、電流を遮断した際に発生するアーク放電を電磁力によって吸引し、アークシュートまで導く遮断器である。 開閉器電極間に発生したアークは遮断器内部に設けられた電磁石によって、電極間からアークホーンへ移される。 アークホーンはアークの通路であり、アークシュートまで延びている。 アークシュートはくし状のひだが何重にも織り重ねられており、アークはここで引きちぎられる。 遮断する電流が小さいと、アークも弱々しいものとなり、電磁石による吸引力も弱くなる。 従って、電極の動作に連動したピストンによってアークに対して空気を吹き付け、電磁力による駆動を支援しているものもある。 磁気遮断器はアークの消滅を大気中で行う、いわば気中遮断器の発展形である。 高電圧・大容量化には適用できるものではなく、主にキュービクルで用いられる。 ==関連項目== *真空遮断器 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「磁気遮断器」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|