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磐城軌道 : ウィキペディア日本語版
磐城軌道[いわききどう]


磐城軌道(いわききどう)は、福島県いわき市にあった鉄道路線軌道線)を運営していた鉄道会社
保有していた路線は、国有鉄道平駅(現在のいわき駅)付近にあった長橋駅と、国有鉄道湯本駅付近にあった湯本駅を結ぶ馬車鉄道であった。全線が国有鉄道常磐線と併走していたが、営業状況は良かったという。しかし1922年大正11年)2月16日の大雨による軌道破損により休止された。翌年1923年(大正12年)になり、当時内燃気動車を製造していた日本鉄道事業〔日本鉄道事業は大正9年10月設立、資本金600万円、所在地東京府麹町区八重洲『銀行会社要録 : 附・役員録. 26版』 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕が路線を譲り受け、自社製造のガソリン動車を2両導入し運行を再開したが、長く続かず1929年昭和4年)に営業休止、しばらく特許のみが残っていたが1937年(昭和12年)に特許が取り消され、正式に廃止された。
== 保有路線 ==

=== 路線データ ===
日本鉄道事業線時代
*路線距離(営業キロ):湯本 - 長橋間 6.0km
*軌間:762mm
*駅数:5〔岡本 (1999)〕あるいは8〔今尾 (2008)
*複線区間:なし(全線単線
*電化区間:なし(全線非電化
*動力:内燃

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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