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磐梯急行電鉄[ばんだいきゅうこうでんてつ]
磐梯急行電鉄(ばんだいきゅうこうでんてつ)は、かつて福島県耶麻郡猪苗代町の川桁駅と沼尻駅とを結んでいた鉄道路線およびその運営会社。東京証券取引所に上場していた。1969年(昭和44年)に全線が廃止された。一般には沼尻鉄道(ぬまじりてつどう)の名前で呼ばれ、耶麻軌道(やまきどう)という名称でも呼ばれていた〔『ローカル鉄道の旅』(p99)より。〕。 == 概要 == 本鉄道は硫黄鉱山から採掘した硫黄鉱石を日本国有鉄道(国鉄)磐越西線まで輸送するために敷設された貨物輸送主体の鉄道で、旅客輸送は片手間に行われていた。硫黄鉱山の閉山後は観光鉄道として脱皮を図り、旅客輸送で経営を維持しようとするが休止となり、その後廃線になった。旅客輸送では磐梯山やスキー場へ行く観光客に利用されることもあり、観光シーズンの夏は学生の旅行者が多く、冬はスキー客とその荷物で車内は混雑した〔『ローカル鉄道の旅』(p99, p100)より。〕。また、岡本敦郎が歌う『高原列車は行く』の舞台になった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「磐梯急行電鉄」の詳細全文を読む
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