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社会契約論 : ウィキペディア日本語版
社会契約論[しゃかいけいやくろん]

社会契約論』(しゃかいけいやくろん、, 社会契約について、もしくは政治的権利の原理)は、思想家ジャン=ジャック・ルソーによって執筆され、1762年フランスで公刊された政治哲学の著作である。古くは『民約論』とも訳した。「一般意志」というルソーの造語を世に送り出した書として有名である。
== 背景 ==
ルソーはフランスで音楽活動を行いながら文明社会への問題意識を深め、1750年に『学問芸術論』、1755年に『人間不平等起源論』を発表して、文明社会における人間の徳の退廃や私的所有に由来する不平等を指摘している。1743年から1744年にかけてヴェネツィアでフランス大使の秘書官として勤務していたルソーは、ヴェネツィア共和国の問題から着想を得て『政治制度論』を構想する。これは未完であるが、本書『社会契約論』はその一部として出版された。
自然状態から社会の成立原理を明らかにして、人民主権など民主主義理論に基づく社会契約説を説く内容であったので、出版後は王権神授説を支持する絶対王政期のフランス王国カトリック教会〔カトリック教会が反発したのは『エミール』で自然宗教を説いたこととも合わせて批判されたからである。(Émile ou De l'éducation)〕が激しく反発し、出版禁止や逮捕令などでルソーは弾圧を受けた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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