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社債[しゃさい]
社債(しゃさい、)は、会社が資金調達を目的として、投資家からの金銭の払込みと引き替えに発行(起債)する債券である。狭義には、会社法の規定するものをいう。 ==概要== 社債は、基本的には資本である株式と異なり、発行企業から見ると負債(借入れ、借金)となる。ただし、転換社債は株式に転換されると負債から資本に組み入れられて増資になる。銀行などからの単なる融資と異なって、社債は流動性がある。つまり社債を購入する投資家は、それを市場で売っていつでも現金化できる。銀行による融資は借入金と書かれて社債と区別される。 社債はしばしば機関投資家向けに募集される。方法は公募と私募がある。公募債については、主に投資適格〔ムーディーズではBaa3以上、スタンダード&プアーズなどその他格付機関ではBBB-以上〕の格付けを得た大手企業が行う設備投資や企業買収などのM&Aなど、多額の資金が必要となる場合発行されることが多い。私募債については、発行会社の財務内容・発行目的とも、より多様である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「社債」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Corporate bond 」があります。
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