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祖国解放戦争勝利記念館 : ウィキペディア日本語版 | 祖国解放戦争勝利記念館[そこくかいほうせんそうしょうりきねんかん]
祖国解放戦争勝利記念館(そこくかいほうせんそうしょうりきねんかん)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の平壌市西川洞にある軍事博物館。 == 概要 == 朝鮮民主主義人民共和国が祖国解放戦争と定義している朝鮮戦争でアメリカ帝国主義に「勝利」し(停戦協定により社会主義体制を北半部において勝ち取るという意味)、祖国と人民に貢献した指導者金日成の業績を記念する博物館として〔朝鮮新報社 編『朝鮮民主主義人民共和国ハンドブック』在日本朝鮮人総聯合会中央本部 1988年〕、1953年8月17日に祖国解放戦争記念館として開館した。その後、「勝利」の名を冠して1974年4月11日に現在の場所に移転し祖国解放戦争勝利記念館として再オープンした。 当時の戦場を描いたパノラマ画をはじめ、朝鮮人民軍や「国連軍」によって実際に用いられた軍服や自動小銃、MiG-15、T-34・M4中戦車などの武器類や朝鮮戦争当時の写真やパネルなどの資料が展示、公開されており、解説員による説明を聞くことができる。また、館外には朝鮮人民軍をテーマにした銅像が並んでいるほか、館内には金日成を讃える壁画や、金日成の言葉を記したレリーフが並んでいる。 なお、朝鮮人民軍側に協力した中国人民志願軍に関する展示は無いとする日本の書籍があったが〔加藤将輝・著、中森明夫・プロデュース『北朝鮮トリビア』飛鳥新社 2004年 ISBN 978-4-87031-619-5〕、展示ホールが存在してる。
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