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ヴァスーラ・リデン(Vassula Rydén、1942年1月18日 - )は、宗教家、預言者である。 1942年、エジプトでギリシャ正教徒の家族のもとに生まれた。幼少のころに二つの預言的な夢を見たといい、また1985年よりイエス・キリストのヴィジョンを受けているという。彼女は受けたそのメッセージを「神のうちの真のいのち」(かみのうちのまことのいのち)と呼ばれる本に著した。メッセージを記した107冊のノートは「神のうちの真のいのち」シリーズとして12巻に分けられたが、現在では「神のうちの真のいのち」として一冊の本にまとめられており、ボランティアの手によって42の言語に翻訳出版されている(日本語版では全10巻の分冊)。1989年以来、ヴァスーラは72以上の国で900回を超える講演を行っている。アメリカ合衆国では90回以上。彼女はこの著作と講演旅行による出版印税、講演料、あらゆる種類の報酬を一切受け取っていない。 ==略歴== ヴァスーラ・リデンはエジプトに移住したギリシャ人の両親の娘として、1942年1月18日、カイロ郊外のヘリオポリスで生まれた。エジプトの学校に通いはじめ、15歳の時ヨーロッパに移住した。 まだ若かった頃から、サタンによる恐ろしい悪夢を体験する。10歳から12歳の頃、神秘的な体験をしており、その中にはイエス・キリストと霊的な結婚をするというものもあった。10代のあいだに何度か、死者の霊魂(煉獄の霊魂)たちが彼女を取り囲んでいるのを見たという。その後、彼女は宗教的な事柄に対し無関心になっていった。 1966年11月、彼女はスイスのローザンヌ市のギリシャ正教の教会でルター派の男性と民法上の結婚(つまり、正教会の婚配機密には当たらない)するが、のち1980年11月にスウェーデンで離婚した。1981年6月、現在の夫、スウェーデン国教会(ルター派)信徒のペル・リデンと民法上の結婚をする。1991年10月31日、ローザンヌ市のギリシャ正教会でこの結婚を教会法上の正規のものとし、宗教的な結婚式を挙げる。1971年と1976年に生まれた2人の息子を持つ。彼女は自身をギリシャ正教徒であると表明している。多言語を話すが、日常的には英語を使っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴァスーラ・リデン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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