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神奈川県立神奈川工業高等学校[かながわけんりつかながわこうぎょうこうとうがっこう]
神奈川県立神奈川工業高等学校(かながわけんりつかながわこうぎょうこうとうがっこう)は、神奈川県横浜市神奈川区に所在する公立の工業高等学校。 == 概要 == 1911年(明治44年)に開校した、神奈川県で最も歴史のある工業高校で、3万人をこえる卒業生がいる。「かなこう」または「じんこう」と略される。現在のハイビジョン方式へと繋がる電子式テレビ(「イ」をブラウン管に写した)の父といわれ、世界標準のビデオテープのVHS規格の策定にも影響を与えた高柳健次郎が、1921年(大正10年)から新任教師として勤務していた。電子式テレビの構想(無線遠視法)は、当校での勤務時代に培われた。 東急東横線東白楽駅から徒歩3分(学校のテニスコートの横に駅のホームがある)、JR京浜東北線・横浜線東神奈川駅と京急本線仲木戸駅から約10分。校舎は1995年(平成7年)完成の全館冷暖房完備10階建て(屋上に緊急救助スペース/ホバリングスペースまた、無線部のアンテナの鉄塔がある)で、二重自動ドアの玄関、3台のエレベータ(一台は非常用大型エレベータ)が設置されている。また、食堂、図書館、室内プール、トレーニングルーム、多目的ホール、弓道場は、神奈川県立神奈川総合高等学校(本校敷地内に併設されており、内部接続されている。)と共用となっている。4~10階にあるすべてのホームルーム教室からは南側のみなとみらい地区が一望でき、定時制の生徒はきれいな夜景や花火を見ながら、授業を受けている。全日制からは国公立大学への進学者もいる。特に、デザイン科は、前身の科も含めると、日本のファーブルとして有名な熊田千佳慕など、東京美術学校・東京芸術大学へ多数進学している。また、野球部は甲子園出場経験こそないものの、夏の高校野球・神奈川大会で、1990年・2004年に準優勝している。 文化部では、無線部が全国大会に毎年進出している。マラソン大会・陸上競技大会などはないが、各科の学年を縦割りしたチームで競う体育祭は毎年盛況である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神奈川県立神奈川工業高等学校」の詳細全文を読む
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