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神川駅[かんがわえき]
神川駅(かんがわえき)は、長野県上田市(開業時は旧・小県郡神川村)国分にあった上田丸子電鉄丸子線の駅(廃駅)である。丸子線の廃線に伴い1969年(昭和44年)4月20日に廃駅となった。 急行運転列車は通過した〔書籍『新 消えた轍 5 上信越』(著:寺田裕一、ネコ・パブリッシング、2011年2月発行)28-29,34ページより。〕。 == 歴史 == 丸子鉄道上田東駅 - 大屋駅間延伸開通時、この当時の開通地域の9割が小県郡神川村内で、同村に設置された駅は上堀駅、八日堂駅、岩下駅、大屋駅(既に開業)の4駅だった。しかし村役場や尋常高等小学校(現在の上田市立神川小学校、1947年4月1日以降は神川小・中学校であったが中学校は上田市合併後上田市立第一中学校に統合された)のある中心地区には駅が設置されず、同地区に住む住民は隣の八日堂駅まで歩くという不便を強いられた。そこで戦後中心地区の住民は駅設置の猛運動を起こしたが、それが実現したのは1956年(昭和31年)4月であった。それが当駅である。しかし当駅が神川村の駅だったのはわずか半年で、同年9月30日には村が上田市に編入合併されて消滅したため、上田市内の駅となった。 * 1956年(昭和31年)4月 - 上田丸子電鉄丸子線八日堂駅 - 岩下駅間に新設開業〔書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 6 北信越』(監修:今尾恵介、新潮社、2008年10月発行)42ページより。〕〔書籍『新 消えた轍 5 上信越』(著:寺田裕一、ネコ・パブリッシング、2011年2月発行)27-28ページより。〕。旅客のみ取扱い〔書籍『私鉄の廃線跡を歩くII 関東・信州・東海編』(著:寺田裕一、JTBパブリッシング、2008年1月発行)165ページより。〕。 * 1969年(昭和44年)4月20日 - 丸子線の廃線に伴い廃止となる〔〔〔書籍『新 鉄道廃線跡を歩く3 北陸・信州・東海編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)210ページより。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神川駅」の詳細全文を読む
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