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神戸布引ロープウェイ(こうべぬのびきロープウェイ)は、兵庫県神戸市中央区の新神戸から世継山にかかるロープウェイである。世継山よりも布引ハーブ園へ向かうためのロープウェイとして知られている。改修工事前は神戸夢風船の愛称があった。 以前は神戸市都市整備公社(現在の神戸すまいまちづくり公社)によって運営されていたが、2009年4月に神戸市が設備・施設等を取得し、PFI事業として再整備し、2011年4月1日にリニューアルオープンした〔新神戸ロープウェー再整備等事業 〕。現在は、施設を神戸市が保有し、鉄道事業法上の許可は神戸リゾートサービスによって運営されている。 == 概説 == 新神戸駅に直結されたハーブ園山麓駅(旧北野1丁目駅)とハーブ園山頂駅(旧布引ハーブ園駅)との間を結ぶ。海を望むロケーションと、布引ハーブ園への観光客輸送を目的として利用されている。 途中、眼下に布引の滝や布引五本松ダム(重要文化財・布引ダム)などが一望できる。 開業以来、「新神戸ロープウェー」として財団法人神戸市都市整備公社が運営して来たが、指定管理者制度の導入により、2006年4月1日から山梨県でレジャー施設を運営する清里ハイランドパーク株式会社神戸事業所(NCリゾートマネージメントグループ)に布引ハーブ園の事業と共に運営された。しかし、慢性的な赤字は解消されず、同社への指定管理者契約が終了する2010年4月1日に神戸リゾートサービス株式会社に経営権が譲渡された〔 平成22年3月11日、プレスリリース〕。 老朽化に伴い、2009年4月に神戸市が設備・施設等を取得し、PFI事業として日本ケーブルグループ〔新神戸ロープウェー再整備等事業の事業者選定について 〕(日本ケーブル、NCリゾートマネージメント、びわ湖バレイ、阪神園芸の共同企業体)が再整備を行うこととなった。2010年11月29日から2011年3月31日まで改修工事が行われ〔 平成22年9月10日、プレスリリース〕、同時に布引ハーブ園も休園し、改修工事を行った。 同年4月1日の改修工事後、これまでの「新神戸ロープウェー」から「神戸布引ロープウェイ」に名称が変更された他、駅名や料金も変更された〔 平成22年12月1日、プレスリリース〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神戸布引ロープウェイ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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