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『神様家族』(かみさまかぞく)は、桑島由一による日本のライトノベル。イラストはヤスダスズヒトが担当。メディアファクトリー・MF文庫Jより刊行。また同作品を原作にした漫画、テレビアニメ作品。『神様家族』は7巻で終了。本編扱いの刊行はサブタイトルを4文字熟語としているため、4巻と8巻は外伝扱い。『神様家族Z』という外伝が2008年1月25日に発刊された。 == あらすじ == 神山佐間太郎は神様の息子である。人間のことをよく知って立派な神様になるため、神様である父・治(パパさん)、女神の母・ビーナス(ママさん)、女神候補の姉・美佐と妹・メメ、お目付け役天使のテンコたちと、東京都の世田谷区にある築25年の一軒家で暮らしている。 過保護なパパさんの神の奇跡のおかげで、幼い頃から欲しいと心の中で願ったものはすぐ手に入る生活を送っている佐間太郎は、自己中心的で無気力な性格になり、家族から干渉される毎日に嫌気がさしている。そんな様子を心配するテンコとは、神様とお目付け役天使という関係からいつも言い合いになるが、一方でお互いがお互いを心の支えに感じている。 そんなある日、自分たちのクラスに美少女・小森久美子が転校してくる。今まで人間の女の子に興味のなかった佐間太郎は、彼女に一目惚れ。その様子にショックを受けたテンコは、自分が佐間太郎に恋していることに気づく。 しかし、パパさんの「神の奇跡」の力で、久美子からいきなり告白され色気でせまられた佐間太郎は、自分の力だけでこの初恋を実らせたいと願い、その結果正気に戻った久美子から平手打ちされ落ち込む。その様子を見ていたテンコは、自分の気持ちを押し隠して、佐間太郎の恋を応援しようと決意する。 この物語は、「家族全員が神様だったら?」という作品設定を元に、神様の家族であることの不便さ・不自由さを感じる少年少女達の、奇想天外な日常のドタバタや恋愛模様を描く青春ラブコメディーである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神様家族」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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