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神社本庁(じんじゃほんちょう)は、神宮(伊勢神宮)を本宗とし、日本各地の神社を包括する宗教法人。 神社本庁は神道系の宗教団体として日本で最大〔『宗教年鑑』平成19年 2-4ページ〕。約8万社ある日本の神社のうち主要なものなど7万9千社以上が加盟している〔。都道府県ごとに神社庁を持つ〔神社本庁 神社庁一覧 〕〔。 神社本庁の宗教法人としての規則である「神社本庁庁規」では、神社本庁の目的を、包括下の神社の管理・指導、神社神道の宣揚・神社祭祀の執行・信者(氏子)の教化育成・本宗である伊勢神宮の奉賛・神職の養成・冊子の発行頒布を通じた広報活動など、としている。また政治運動として、皇室の男系継承の尊重、首相の靖国神社公式参拝の推進なども行っている。また、神道政治連盟や日本会議といった団体を通じて、政治活動を行っている。 == 歴史 == 神社は伝統的には個々が独立して活動しており、連合して教団を結成することはあまりなかった〔。 戦前の日本においては、教派神道などの例外を除き、神道を国家神道とすることで日本国民の道徳の根源として、事実上国教化していた。戦後改革の一環として連合国軍最高司令官総司令部は1945年12月15日、国家と神道勢力が結合する形態は、政教分離の概念から問題があるとして神道指令を発し、神社を国家から分離することを命じた〔『神道』 136頁。〕。 神社本庁は1946年2月3日、皇典講究所、大日本神祇会、神宮奉斎会の3団体が中心となり〔、神社本庁によれば「全国の神社の総意によって」設立された〔神社本庁 設立 〕。内務省の外局・神祇院の後継的存在だが、現在では宗教法人法にもとづく包括宗教法人の一つとされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神社本庁」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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