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神社[じんじゃ, かむやしろ] 神社(じんじゃ・かむやしろ)とは、日本の土着宗教である神道の祭祀施設。文部科学省の資料では、日本全国に約8万5千の神社がある。登録されていない数万の小神社を含めると、日本各地には10万社を超える神社が存在している。 == 概要 ==
=== 祭祀対象 === 祭祀対象は神道の神であり、「八百万(やおろず)」と言われるように非常に多彩である。神聖とされた山岳や河川・湖沼などから、日本古来の神に属さない民俗神、実在の人物・伝説上の人物や、陰陽道・道教の神、神仏分離を免れた一部の仏教の仏神などの外来の神も含まれる。また稲荷や猿、鯨など動物を祭神とする神社、子孫繁栄の象徴として性器を祀る神社もある。 古くは神聖な山、滝、岩、森、巨木などに「カミ」(=信仰対象、神)が宿るとして敬い、社殿がなくとも「神社」とした。現在の社殿を伴う「神社」は、これらの神々が祀られた祭殿が常設化したものとされる。神は目に見えないものであり、神の形は作られなかった。神社の社殿の内部のご神体の多くは、神が仮宿する足場とされた御幣や鏡であったり、あるいはまったくの空間であることもある。〔神社に寺院のような本尊というものはなく、現存する神像彫刻はすべて平安時代以降のものばかりである岡田精司 2011年 6ページ〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神社」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shinto shrine 」があります。
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