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トリカブト保険金殺人事件[とりかぶとほけんきんさつじんじけん]
トリカブト保険金殺人事件(トリカブトほけんきんさつじんじけん)とは、1986年(昭和61年)5月20日に発生した保険金殺人事件。 凶器として、トリカブト毒(アコニチン)が用いられたことが大きく報じられたほか、司法解剖を行った医師が被害者の血液などを保存していたため、その後の分析で殺人であることが発覚した事件である〔福田洋:著・石川保昌:編 『図説 現代殺人事件史』ふくろうの本 河出書房新社 1999年 ISBN 4-309-76013-9 P.104 ~ 105〕。 == 背景 == 犯人である神谷力は、事件が発生するまでの過去5年間の間に、事件の被害者となった女性(事件当時33歳)を含め3人の妻を亡くしていた。 1人目の看護師とは、1965年(昭和40年)に結婚。1971年(昭和46年)には、同じ会社の経理課の女性上司と出会い、10年の間、密かに愛人関係を続けた。1人目の妻が、1981年(昭和56年)に38歳の若さで心筋梗塞で死亡する。この時の1人目の妻には保険金をかけていない。その後、愛人関係であった女性と同棲を始め、神谷が受取人の1,000万円の保険をかけて結婚。1985年(昭和60年)、2人目の妻が急性心不全で死亡すると、神谷は池袋のクラブでホステスとして働いていた女性と2月に結婚した。前妻の死から1ヶ月で交際を始め、4ヶ月後には結婚するというスピード結婚であった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トリカブト保険金殺人事件」の詳細全文を読む
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