|
神谷哲史(かみや さとし、1981年6月6日 - )は日本の折り紙作家。愛知県名古屋市出身。3歳から独学で折り紙を始め、独自の創作は小学2年生から始める。「季刊をる」1994年冬号掲載時は、当時中学1年生にしてとても高度な作品を折り上げており、「ものを作り上げていくのが好きなんです。」と語っている。現在では日本を代表する折り紙作家の一人である。 非常に長い手順、複雑な技巧を凝らした昆虫や動物、架空の生物などの作品を得意とし、その作風は超複雑系(スーパーコンプレックス)と言われる。特に龍をモチーフとした一連の作品は代表作であり、ザ・ベストハウス123では「龍神」がベスト1に輝いている。ほか、出典は特に明記されてはいないが、テレビゲーム「ファイナルファンタジーシリーズ」に登場する召喚獣などに材を取ったと思われる作品も多い。テレビ東京系「テレビチャンピオン」の「折紙王選手権」では、第三回の優勝以降、現在5連覇中である。 「龍神」は約3年半の日数をかけて制作され、その精巧さから100万円の値段がつけられた。〔東京新聞 2011年12月6日 〕 なお、テレビチャンピオンで優勝した際、その番組の中で彼自身が作り上げた「エンシェントドラゴン」が江戸川競艇場 に展示されている。 ==代表作== ===「神谷哲史作品集」収録=== *カルノタウルス 1995年 *トビエイ 1996年 *白鳥離水 1996年 *天馬 1996年 *ヘラクレスオオカブト 1996年 *ディバインドラゴン(バハムート) 1997年 *麒麟 1998年 *ティラノサウルス 1998年 *猪神(乙事主) 1999年 *バロサウルス 1999年 *ユニコーン 2000年 *黄色い鳥(チョコボ) 2001年 *シロナガスクジラ 2001年 *スミロドン 2001年 *コエロフィシス 2002年 *シャチ 2002年 *ウィザード 2002年 *エンシェントドラゴン 2002年 *マンモス 2003年 ===「神谷哲史作品集2」収録=== *紅葉 *ゴールデンレトリーバー *アジアゾウ 2006年 *タヌキ 2009年 *ライオン 2007年 *小鳥 2006年 *コトドリ 2005年 *サザエ *ヤドカリ 2005年 *アマガエル 2009年 *セミの幼虫 2005年 *メタリフェルホソアカクワガタ 2005年 *スレイプニル 2003年 *ケルベロス 2005年 *ミノタウルス 2008年 *フェニックス 2002年 ===その他=== *神竜 1997年 *天使降臨 2000年 *CANNONちゃん 2001年 *サボテンダー 2001年 *ホネガイ(ver2.0) 2001年 *UVWXYZ Stars 2001年 *スズメバチ (ver2.6) 2002年 「折紙探偵団マガジン76号」に展開図収録 *アカウミガメ 2002年 「折紙探偵団マガジン81号」、「折紙探偵団コンベンション折り図集Vol.16」に収録 *ダイアモンド 2002年 *デイノニクス 2002年 *トンボ (ver1.1B) 2002年 「折紙探偵団マガジン82号」に展開図収録 *歪んだ立方体 2002年 *カマキリ 2003年 「折紙探偵団マガジン113号」に展開図収録 *スティラコサウルス (ver2.0) 2003年 *トナカイ (ver2.2) 2003年 *クシヒゲカミキリ 2005年 *スピノサウルス 2005年 *龍神 (ver3.5) 2005年 「神谷流創作折り紙に挑戦!」に展開図収録 *ベールテールエンゼルフィッシュ 2006年 「折紙探偵団マガジン120号」に収録 *ツル 2006年 「神谷流創作折り紙に挑戦!」に収録 *アヌビアス・ナナ 2007年 *R・ドロシー(ver2.0) 2008年 *キリン 2009年 *ショウリョウバッタ 2009年 「折紙探偵団マガジン125号」に収録 *ウマ (ver1.1) 2009年 「19期日本折紙学会特別配布資料」に収録 *リーフィーシードラゴン (ver2.0) 2010年 *ウシ 2011年 「折紙探偵団マガジン141号」に収録 *ニワトリ 2011年 「第19回折紙探偵団コンベンション折り図集 Vol.19」に収録 *ヘビ 2011年 *カメ 2013年 *イヌ(日本犬) 2013年 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神谷哲史」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|