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神谷哲史 : ウィキペディア日本語版
神谷哲史[かみや さとし]
神谷哲史(かみや さとし、1981年6月6日 - )は日本の折り紙作家。愛知県名古屋市出身。3歳から独学で折り紙を始め、独自の創作は小学2年生から始める。「季刊をる」1994年冬号掲載時は、当時中学1年生にしてとても高度な作品を折り上げており、「ものを作り上げていくのが好きなんです。」と語っている。現在では日本を代表する折り紙作家の一人である。
非常に長い手順、複雑な技巧を凝らした昆虫動物、架空の生物などの作品を得意とし、その作風は超複雑系(スーパーコンプレックス)と言われる。特にをモチーフとした一連の作品は代表作であり、ザ・ベストハウス123では「龍神」がベスト1に輝いている。ほか、出典は特に明記されてはいないが、テレビゲーム「ファイナルファンタジーシリーズ」に登場する召喚獣などに材を取ったと思われる作品も多い。テレビ東京系「テレビチャンピオン」の「折紙王選手権」では、第三回の優勝以降、現在5連覇中である。
「龍神」は約3年半の日数をかけて制作され、その精巧さから100万円の値段がつけられた。〔東京新聞 2011年12月6日
なお、テレビチャンピオンで優勝した際、その番組の中で彼自身が作り上げた「エンシェントドラゴン」が江戸川競艇場 に展示されている。
==代表作==
===「神谷哲史作品集」収録===
*カルノタウルス 1995年
*トビエイ 1996年
*白鳥離水 1996年
*天馬 1996年
*ヘラクレスオオカブト 1996年
*ディバインドラゴン(バハムート) 1997年
*麒麟 1998年
*ティラノサウルス 1998年
*猪神(乙事主) 1999年
*バロサウルス 1999年
*ユニコーン 2000年
*黄色い鳥(チョコボ) 2001年
*シロナガスクジラ 2001年
*スミロドン 2001年
*コエロフィシス 2002年
*シャチ 2002年
*ウィザード 2002年
*エンシェントドラゴン 2002年
*マンモス 2003年

===「神谷哲史作品集2」収録===
*紅葉
*ゴールデンレトリーバー
*アジアゾウ 2006年
*タヌキ 2009年
*ライオン 2007年
*小鳥 2006年
*コトドリ 2005年
*サザエ
*ヤドカリ 2005年
*アマガエル 2009年
*セミの幼虫 2005年
*メタリフェルホソアカクワガタ 2005年
*スレイプニル 2003年
*ケルベロス 2005年
*ミノタウルス 2008年
*フェニックス 2002年
===その他===

*神竜 1997年
*天使降臨 2000年
*CANNONちゃん 2001年
*サボテンダー 2001年
*ホネガイ(ver2.0) 2001年
*UVWXYZ Stars 2001年
*スズメバチ (ver2.6) 2002年 「折紙探偵団マガジン76号」に展開図収録
*アカウミガメ 2002年 「折紙探偵団マガジン81号」、「折紙探偵団コンベンション折り図集Vol.16」に収録
*ダイアモンド 2002年
*デイノニクス 2002年
*トンボ (ver1.1B) 2002年 「折紙探偵団マガジン82号」に展開図収録
*歪んだ立方体 2002年
*カマキリ 2003年 「折紙探偵団マガジン113号」に展開図収録
*スティラコサウルス (ver2.0) 2003年
*トナカイ (ver2.2) 2003年
*クシヒゲカミキリ 2005年
*スピノサウルス 2005年
*龍神 (ver3.5) 2005年 「神谷流創作折り紙に挑戦!」に展開図収録
*ベールテールエンゼルフィッシュ 2006年 「折紙探偵団マガジン120号」に収録
*ツル 2006年 「神谷流創作折り紙に挑戦!」に収録
*アヌビアス・ナナ 2007年
*R・ドロシー(ver2.0) 2008年
*キリン 2009年
*ショウリョウバッタ 2009年 「折紙探偵団マガジン125号」に収録
*ウマ (ver1.1) 2009年 「19期日本折紙学会特別配布資料」に収録
*リーフィーシードラゴン (ver2.0) 2010年
*ウシ 2011年 「折紙探偵団マガジン141号」に収録
*ニワトリ 2011年 「第19回折紙探偵団コンベンション折り図集 Vol.19」に収録
*ヘビ 2011年
*カメ 2013年
*イヌ日本犬) 2013年

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「神谷哲史」の詳細全文を読む



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