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福地ダム[ふくじだむ]
福地ダム(ふくじダム)は沖縄県国頭郡東村、二級河川・福地川本流に建設されたダムである。 内閣府沖縄総合事務局が管理する高さ91.7メートルのロックフィルダムで、沖縄県最大のダムである。琉球列島米国民政府のもとで計画・設計・起工され、建設途中で日本国政府へ引き継がれ1974年(昭和49年)に完成した。内閣府管理であるが特定多目的ダム法に基づく多目的ダムであり、実質的な管理は国土交通大臣が行う国土交通省直轄ダムである。1979年(昭和54年)から1983年(昭和58年)にかけてダム再開発事業が行われた。ダムによって形成された人造湖は福上湖(ふくがみこ)と呼ばれ、沖縄本島の水がめとして重要な役割を担うほか2005年(平成17年)には財団法人ダム水源地環境整備センターが選定するダム湖百選に、東村の推薦によって選ばれている。 ==歴史== 沖縄本島においては第二次世界大戦後の経済成長や生活の変化に伴い水の需要が増大し水不足が慢性化していた。琉球政府は1962年(昭和37年)に将来の水需要量予測を立てたが実際には予測を越えて需要が伸びていた。人口の多い南部及び中部においては自前の水源だけで需要をまかなうことが難しくなり、新たな水源を北部に求めることになった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「福地ダム」の詳細全文を読む
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