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福山自動車時計博物館 : ウィキペディア日本語版
福山自動車時計博物館[ふくやまじどうしゃとけいはくぶつかん]

福山自動車時計博物館(ふくやまじどうしゃとけいはくぶつかん 英語名 "Fukuyama Auto & Clock Museum")は、広島県福山市北吉津町に所在する広島県の登録博物館。英語名のイニシャルである "FACM" を略称とする。運営は公益財団法人能宗文化財団〔法人名称変更のお知らせ 〕〔2011年(平成23年)6月までは財団法人能宗文化財団が運営していた〕。
== 概要 ==
地元の企業経営者で、自動車愛好家でもある能宗孝(のうそう たかし、1943年 - )〔地元の不動産会社『菊屋マンション』社長、『福山駅前水辺公園プロジェクト』代表代行などもしている〕らが、1966年(昭和41年)より収集したコレクションを元に1989年(平成元年)7月4日に開館〔福山自動車時計博物館 - ぷれこ〕、公益財団法人「能宗文化財団」によって運営されている。
館名のとおり、クラシックカーと時計(掛け時計、置き時計)をメインに展示している。その他、小型飛行機パイパー・チェロキー蝋人形など、広範な趣味的展示物を収蔵する。
「乗って、見て、触れて、写真も撮れる、体験博物館」がキャッチフレーズで、日本の博物館としては珍しく、展示物の自由撮影や、一部車両の車内へ乗り込むことまでも許容されており、その独特な運営方針によって絶対的な規模こそ大きくないが趣味者間に広く知られる。保存されている自動車の多くは自走可能で、価値を一般に見出されにくい生活の道具であった、商用車やバスなどを積極的に収蔵していることも特徴である。特に役目を終えた古典消防車のコレクションは貴重なラインアップである。
展示品はその貴重さと、自動車については自走可能なコンディションも伴って、多くの映画に出演している。博物館送迎車にも本物の旧型ボンネットバスが用いられる。
また博物館関係者らは自動車の高度な再生技術を備えており、一度廃車されて放擲されていた古い自動車(乗用車・商用車・バス)を多数取得、これに全面レストレーションを施し、ナンバープレート取得できる可動状態に復帰させている。

ファイル:Fukuyama Auto & Clock Museum 20120526-2.JPG|写真のバスが送迎車などに使われる
ファイル:Fukuyama Auto & Clock Museum 20120526-3.JPG|保管されている消防車
ファイル:Fukuyama Auto & Clock Museum 20120526-4.JPG|レストア待ちの車両もある


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「福山自動車時計博物館」の詳細全文を読む



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