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福島 小一(ふくしま こいち、1886年(明治19年)4月23日 - 1970年(昭和45年)2月21日)は、日本の武道家(剣道・居合道・杖術・銃剣道)。号は通実。剣術・居合・杖術を中山博道に学び、剣・居・杖の3道で範士となった(剣道範士は死後に追授)。 == 経歴 == *1886年(明治19年)4月23日、福島清三郎の次男として広島県に生まれる。 *1903年(明治36年)、広島市の私立明道中学校の3年まで修了。 *同年12月、志願兵として陸軍歩兵第11連隊に入営し、翌1904年(明治37年)に日露戦争に従軍する。 *1906年(明治39年)4月、勲八等を授与される。 *1909年(明治42年)7月、陸軍戸山学校剣道体操科を卒業。同年8月、歩兵曹長に昇進。 *1911年(明治44年)11月、陸軍を除隊。 *1913年(大正2年)4月、母校の明道中学校の教師となる。 *1915年(大正4年)8月、天真一刀流免許を允許される。 *1916年(大正5年)12月、呉海軍工廠の剣道教師となる。 *1918年(大正7年)4月、呉海軍下士官兵集会所の剣道教師となる。海軍兵士の紙本栄一に居合を教えた。 *1919年(大正8年)7月、中山博道より神道無念流順免許を允許される。同年8月、呉海軍刑務所の剣道教師となる。 *1920年(大正9年)11月、呉憲兵分隊の剣道教師となる。 *1923年(大正12年)2月、呉警察署の剣道教師となる。同年5月、大日本武徳会より剣道の精錬証を授与される。 *1925年(大正14年)11月、道場「呉有信館」を開く。 *1927年(昭和2年)11月、中山博道より神道無念流免許を允許される。 *1929年(昭和4年)2月、私立興文中学校の剣道教師となる。 *1930年(昭和5年)5月、居合術の精錬証を授与される。 *1933年(昭和8年)5月、居合教士号を授与される。 *1936年(昭和11年)5月、剣道教士号を授与される。 *1938年(昭和13年)7月、武徳会より剣道六段を認定される。 *1940年(昭和15年)7月、有信館本部より剣道七段を認定される。 *1942年(昭和17年)8月、武徳会より銃剣術三段を認定される。 *1955年(昭和30年)5月、全日本居合道連盟より居合道八段を授与される。 *1956年(昭和31年)5月、全居連より居合道範士号を授与される。 *1958年(昭和33年)5月、全居連より居合道九段を授与される。 *1959年(昭和34年)11月、全日本剣道連盟より杖道教士号を授与される。 *1960年(昭和35年)5月、全剣連より居合道範士八段を授与される。 *1962年(昭和37年)5月、全剣連より居合道九段を授与される。 *1966年(昭和41年)5月、全剣連より杖道範士号を授与される。 *1970年(昭和45年)2月21日、老衰により死去。同年5月、全剣連より剣道範士号を追授される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「福島小一」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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