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『福澤全集』(ふくざわぜんしゅう)は福澤諭吉の作品の全集。4種類の『福澤全集』が発行されている。 #明治版『福澤全集』全5巻 #大正版『福澤全集』全10巻 #昭和版『続福澤全集』全7巻 #現行版『福澤諭吉全集』(初版は全21巻、再版は全22巻) == 内容 == === 明治版『福澤全集』 === 1898年(明治31年)に発行されたもの。福澤諭吉自身によって編纂された。全5巻。時事新報社刊。第1巻の最初に主要な作品を解説した『福澤全集緒言』を収録し、それ以後は年代順に作品を配列している。なお、『日本婦人論』は『時事新報』に掲載された後、単行本化されなかったが、明治版全集の第5巻に収録された〔『日本婦人論』を書き直した『日本婦人論後編』のみが単行本化された。西澤直子「日本婦人論後編(にほんふじんろんこうへん)」、福澤諭吉事典(2010)、651-652頁。〕。全集発行前後に発表された作品(『福翁百話』、『福翁自伝』、『修業立志編』など)は含まれていない。近代デジタルライブラリーで閲覧できる。 ;第1巻(1898年(明治31年)1月1日)〔福澤諭吉事典(2010)、1069頁。〕 :福澤全集緒言、華英通語、西洋事情、雷銃操法、西洋旅案内 ;第2巻(1898年(明治31年)2月5日)〔福澤諭吉事典(2010)、1070頁。〕 :条約十一国記、西洋衣食住、窮理図解、洋兵明鑑、掌中万国一覧、清英交際始末、英国議事院談、世界国尽、啓蒙手習之文、学問のすゝめ、童蒙教草、かたわ娘、改暦弁 ;第3巻(1898年(明治31年)3月5日)〔 :帳合之法、第一文字之教、第二文字之教、文字之教附録、会議弁、文明論之概略、学者安心論、分権論 ;第4巻(1898年(明治31年)4月8日)〔 :民間経済録、福澤文集、通貨論、通俗民権論、通俗国権論、民情一新、時事小言、時事大勢論 ;第5巻(1898年(明治31年)5月13日)〔 :帝室論、徳育如何、兵論、学問の独立、全国徴兵論、通俗外交論、日本婦人論、日本婦人論後編、品行論、士人処世論、男女交際論、日本男子論、尊王論、国会の前途、国会難局の由来、治安小言、地租論、実業論 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「福澤全集」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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