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福王 昭仁（ふくおう あきひと、1964年1月10日 - ）は、東京都町田市出身の元プロ野球選手（内野手）、プロ野球コーチ。 ==来歴・人物== 高校野球の名門日大三高では「三高野球部史上最高の遊撃手」と言われ2年生からレギュラーの座を勝取る。もの静かで温厚な性格、責任感は人一倍強く3年で主将を任される。 明治大学では1年先輩の広澤克実とクリーンナップを任せられ、主将となった4年次には六大学野球で首位打者を獲得するなど活躍した。リーグ通算61試合出場、173打数53安打、打率.306、6本塁打、16打点。ベストナイン2回。1985年にドラフト5位で巨人に指名され入団。 決して目立つ選手ではなかったが2年目の1987年に初めて一軍に昇格。入団当時の監督が王貞治監督であったため“王に福を与える男”として注目され、日本シリーズにも出場した。その当時のスポーツ新聞の見出しで王監督の下で活躍している福王の他、呂明賜、勝呂博憲らの選手を採り上げ「“王”に“福王”、“呂”に“勝呂”」という語呂合わせを載せていた。 翌1988年からは内外野の守備固めや代走として起用され一軍に定着。主に二塁手であったが、岡崎郁や川相昌弘といった内野手陣が不調の時には先発で三塁手や遊撃手として起用されたこともあった。 その後は、主に左の代打や二塁手の守備固めとして働いた。特に、1996年は、キャリアハイの活躍で優勝に貢献した。同年は、5月10日対阪神戦で9回表二死から同点となる代打本塁打を放つもその裏にサヨナラ負け、7月28日対阪神戦で引き分け目前の延長15回表に勝ち越し代打本塁打を放つもその裏に逆転サヨナラ負けと、福王が起死回生の本塁打を打つと負けるというジンクスができつつあったが、8月29日対広島戦で延長10回に勝ち越し本塁打を放った後にチームが勝利を収めてジンクスの成立を防いだ（試合後のインタビューによると、ベンチ裏でそのことをかなり冷やかされたという。この年の本塁打はその3本）。 1999年をもって現役引退。実働13年で打率が2割台以上の年が3回しかなかったにも関わらず、通算打率は2割台であった。 球団職員を経て2001年に二軍内野守備コーチに就任。2002年から2005年は二軍打撃、2006年、2007年は二軍内野守備走塁を担当。2008年は一軍内野守備走塁コーチを務め、同シーズン後にフロント入りした。2010年では球団職員の傍ら、内野守備走塁コーチの木村拓也の急逝で、チームに帯同してノッカーを臨時的に務めた。2013年から巨人の二軍内野守備走塁コーチに復帰し、2015年は育成コーチとして選手を指導した。2016年からは再び二軍内野守備走塁コーチを務める。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「福王昭仁」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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