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私的年金[してきねんきん] 私的年金(してきねんきん)とは公的年金に相対して使われる言葉である。 == 概要 == 国以外の組織が運営する仕組みの年金制度を指す。企業年金連合会は私的年金を運営する組織の一つである。 国民の加入義務である、国民年金、厚生年金、共済年金(共済組合の年金)は公的年金と言われる。それに対し、個人や私企業、その協会や団体で公的年金に加え、義務では無く任意選択として加入する年金を「私的年金」と呼ぶ。これは公的年金に加えて更なる豊かな老後の年金の受給を目指すものを言い、国民年金加入者が国民年金基金や確定拠出年金に加入したり、厚生年金の加入者が更に加入する厚生年金基金、確定給付年金や確定拠出年金などがある。これは3階建ての年金構造と言われるもののうち、国民年金加入者には2-3階部分、厚生年金加入者には3階部分となる。 また、私的年金ではあるが「公的年金等控除」の対象とされるものは多い。但し、加入するか否かは個人や企業などの私的な選択ではあるが、法的に公的年金制度のもとに年金の拠出、資金の運営の損益や受給額への税制優遇措置を伴うものから、法的優遇や制約を受けないものまで一般的に私的年金と呼ばれるものの範囲は広い。また、公的に各種の税制優遇措置を伴っても公的年金とは言わない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「私的年金」の詳細全文を読む
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