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秋庭太郎[あきば たろう]
秋庭 太郎(あきば たろう、1907年5月19日 - 1985年3月17日〔秋庭太郎 とは - コトバンク (2014年3月4日閲覧)〕)は、日本演劇学者。永井荷風研究で著名である。 == 人物 == 東京府生まれ〔考証 永井荷風 上 岩波現代文庫 : 秋庭太郎 | エルパカBOOKS - 9784006021641 (2014年3月4日閲覧)〕。1930年東洋大学支那哲学文学科卒業〔岩波現代文庫『考証 永井荷風』(上・下)moreinfo (2014年3月4日閲覧)〕。同大学在学中〔の1929年に江戸時代から明治時代にかけての文学や演劇、風俗の資料収集し『軟文学研究』を刊行〔。1932年に『日本新劇史』が第7回芸能選奨の演劇部門を受賞〔 〔(2014年3月4日閲覧)〕。1937年に『東都明治演劇史』を刊行後、応召。陸軍少佐として従軍〔し、中国および南方を転戦する。戦時中、特にニューギニアでの体験談をまとめた『ニューギニアの戦い: 秋庭太郎遺稿』が秋庭の死後、鈴木元明監修によって発刊されており、奇跡的な生還だったとのこと。戦後復員し、1946年から日本大学図書館に勤務〔、館長を務めた。のち商学部で教授を務める。 演劇史のほか永井荷風研究に優れた業績を挙げ、1977年、『永井荷風傳』で読売文学賞受賞〔読売文学賞 第21回(昭和44年度)〜第30回(昭和53年度) : 読売文学賞 : 文化関連事業 : 読売新聞へようこそ (2014年1月25日閲覧)〕。 1985年3月17日、肺癌のため文京区の東京都立駒込病院で死去。〔朝日新聞1985年3月19日号〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「秋庭太郎」の詳細全文を読む
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