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秋月種美[あきづきかねとみ]
秋月 種美(あきづき たねみつ〔小野『シリーズ藩物語 米沢藩』、P113〕 / たねみ)は、江戸時代中期の日向高鍋藩の第6代藩主。次男に出羽米沢藩主となった上杉鷹山がいる〔。 == 生涯 == 第5代藩主・秋月種弘の長男。庶長子ではあったが世子となり、享保19年(1734年)12月7日、父の隠居により跡を継いだ。上杉鷹山の実父だけあって有能であったが、宝暦3年(1753年)に父が死去するまでは実権はなかった。父の死後に親政を行なうが、種美の治績は文武を奨励し、藩士子弟の遊学を許して広く人材を求め、藩の軍備を充実させると同時に、民政においても代官には人格ある学者を起用するなど、人事制度に大きな治績を残している。種美は「国家の至宝は人材に有り」と述べているが、後に鷹山が成功したのはこのような父親の藩政を見習ったためかもしれない。 宝暦10年(1760年)7月8日、長男・種茂に家督を譲って江戸藩邸に隠居する。 天明7年(1787年)9月25日に死去した。享年70。死因は悪性腫瘍だったとされ、鷹山の看病を受けたという〔小野『シリーズ藩物語 米沢藩』、P182〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「秋月種美」の詳細全文を読む
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