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秋月種茂[あきづき たねしげ]
秋月 種茂(あきづき たねしげ)は、日向国高鍋藩の第7代藩主。第6代藩主・秋月種美の長男。母は筑前秋月藩主、黒田長貞の娘、春姫。名君と呼ばれた米沢藩主上杉鷹山の兄に当たる。正室は越前松平明矩の娘。 == 生涯 == 上杉鷹山の兄だけあり、種茂も名君であった。宝暦10年(1760年)7月8日の父の隠居により家督を継ぐと、即座に藩政改革に臨んだ。改革に必要なものは人材登用であると考え、安永7年(1778年)に藩校明倫堂を創設した。このとき、種茂は藩校に通える者を武士だけに限らず、民百姓に対しても開いた。この明倫堂からは、明治時代に活躍する多くの人材(三好退蔵、秋月左都夫、石井十次)が出ている。また、財政再建政策も行った。 天明8年(1788年)11月6日、家督を長男・種徳に譲って隠居したが、なおも実権は握り続けた。文政2年(1819年)11月6日、77歳で死去した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「秋月種茂」の詳細全文を読む
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