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秋田県立ゆり養護学校道川分教室(あきたけんりつ ゆりようごがっこうみちかわぶんきょうしつ)は、秋田県由利本荘市岩城内道川にある公立特別支援学校の分教室。国立病院機構あきた病院に併設されている関係上、病弱者を教育領域としている。 == 概要 == 2003年12月1日、当時の本荘市に所在した国立療養所秋田病院の廃止に伴い、同病院に併設され、同年度末で閉校が決まっていた秋田県立本荘養護学校の機能を事実上移転するため、国立療養所秋田病院よりも規模が小さかったにもかかわらず存続した当時の由利郡岩城町に所在した国立療養所道川病院(現:国立病院機構あきた病院)に、同養護学校の分教室として設置されたのが始まりである。 翌2004年3月で、本荘養護学校本校が閉校となったため、同年4月1日より秋田県立秋田養護学校(肢体不自由を教育対象)の分教室となった。 しかし、「あきた総合支援エリア かがやきの丘」構想〔経営破綻した、秋田県住宅供給公社が造成・販売していた南ヶ丘ニュータウンの一部区画の住宅地としての販売を見直し、特別支援学校と連携する医療施設で構成する福祉エリアとして再構築されることになったというもの。〕により、2010年3月で秋田養護学校も閉校となったため、同年4月より当分教室と同じ由利本荘市にある秋田県立ゆり養護学校(知的障害を教育対象〔ホームページ上では、ゆり養護学校では「知的障害と病弱を教育対象」としているが、本校側は知的対象のみで、当分教室が病弱と、厳密には明確に区別されている。〕)の分教室となり、現在に至る。 本分教室の場合は、通学制の形を取らず、併設元である国立病院機構あきた病院に入院する重症心身障害児を中心とした訪問教育制をとっている。分教室ではあるが、秋田県における重症心身障害研究基幹校に指定されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「秋田県立ゆり養護学校道川分教室」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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