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秋田県立脳血管研究センター(あきたけんりつのうけっかんけんきゅうセンター)は、秋田県秋田市千秋久保田町にある病院、及び医学研究所である。救急告示病院〔。 ==概要== 診療部門と研究部門を有する。長年続いてきた県による運営から2009年(平成21年)4月1日より、地方独立行政法人秋田県立病院機構による運営に移行した。研究部門では脳神経疾患・循環器疾患の臨床研究、基礎研究を行っている。従来は診療科目に対応した研究組織であったが、2014年4月からはその枠を外し課題解決型の組織横断的研究部がいくつか立ち上がった。診療部門では、脳卒中を中心とした脳神経疾患と心筋梗塞・不整脈などの循環器疾患の救急患者、入院患者、外来患者を多く受け入れている。3次救急医療機関として全県から迅速に患者を受け入れるため2012年3月、ドクターヘリ離着陸用のヘリポートが屋上に新設された。秋田県の総人口は減少をたどっているが高齢者人口は増加をたどり高齢化率は日本一である。これに対応して2014年7月には脊髄・脊椎外科を開設し、2015年4月1日には循環器分野を拡充し心臓血管外科も開設した。スタッフの充実とともに、診療部門の増築も計画している。 予防医学にも力を入れ、県民への啓発活動、県内かかりつけ医との共同研究による危険因子をもつ患者の脳卒中発症予防、八峰町の健診で希望者に心電図検査を提供し予防効果を検討する共同研究、日本脳卒中協会との共催活動など、具体的に進めている。 阪神淡路大震災へ医療チームを派遣したことから始まり、災害医療も行っている。日本DMATを2チームもつ。中越地震、岩手・宮城内陸地震、東日本大震災ではDMATなどの医療チームを派遣した。 「脳研センター(のうけんせんたー)」、「秋田脳研(あきたのうけん)」などと通称される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「秋田県立脳血管研究センター」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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