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秦仁昌[はたひとあき] 秦 仁昌(Ching Ren-Chang、1898年2月15日 - 1986年7月22日)は中国の植物学者である。シダ類の分類学研究で知られる。 ==略歴== 江蘇省武進区に生まれた。1925年に南京の金陵大学を卒業し、東南大学の助教、中央大学の講師を務めた後、1929年から1932年の間、ヨーロッパに留学し、シダ類分類の権威、コペンハーゲン大学のカール・クリステンセン(Carl Christensen)のもとで研究するとともにヨーロッパ各国の標本館や植物園を視察した。帰国後、靜生生物調査所で働き、1933年、中国植物学会の創立に加わった。日中戦争で雲南省に移り、戦後雲南大学教授を務め、中華人民共和国の成立した後の1955年に中国科学院の学部委員に選ばれ、『中國植物誌』の編集委員、秘書長を務めた。 キツネノマゴ科の植物の属名、''Chingiacanthus'' Hand.-Mazz.(のシノニム)やヒメシダ科()の植物の属名 ''Chingia'' (のシノニム)やゴショイチゴ()など多くの種の種小名、chingii、chingiana、chingianus、chingianumは秦仁昌への献名である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「秦仁昌」の詳細全文を読む
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