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秦王国[はたおうこく] 秦王国(はたおうこく、しんおうこく)は、中国史における隋代を扱った歴史書である『隋書』に倭の地域にあったとして現れる国または土地の名称。 ==概要== 秦王國は『隋書』の「」と『北史』巻94 列傳第82に現れる。遣隋使が持参した俀国(倭国)多利思比孤(『隋書』では多利思北孤)から隋の煬帝へ宛てた国書に現れる「日出處天子(日出る處の天子)」の文章の直後に記述されている。 「翌年(大業4年 608年)文林郎裴清を倭国へ遣し、百済から竹嶋に到り、南に耽羅国と都斯麻国(つしまこく?)(対馬)を経て大海に出、東に一支国、竹斯国(ちくしこく?)(筑紫)、また東で秦王国へと至る。その人々は華夏(中国人)と同じようで、なぜ夷州(野蛮な国)とするのか不明なり。」 隋書記述の位置関係や阿蘇山の出現から、秦王国を豊前・豊後に比定する研究者がいる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「秦王国」の詳細全文を読む
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