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移動無線センター : ウィキペディア日本語版
移動無線センター[いどうむせんせんたー]

一般財団法人移動無線センター(いどうむせんセンター、、略: MRC)は、MCA無線(第三者無線)の実施およびその他の陸上移動業務無線局の設備提供や管理をする一般財団法人である。
==概要==
1964年(昭和39年)に財団法人移動無線センター(現在の関東センターに相当)として陸上移動業務の無線局の設備提供・管理を行うために設立された。
第一号となったのは、東京城西旅客自動車事業協同組合(現東京無線協同組合)の集中基地局である。
*集中基地局とは、共通営業区域内の複数のタクシー事業者の各社の基地局を特定の場所に集中して設置する方式〔タクシー無線局の構成 タクシーの電波利用設備の展示コーナ(電波博物館)〕である。
1981年(昭和56年)に同組合が初のAVM(車両位置等自動表示システム〔分散送信方式AVMシステム 同上〕)サービスを開始する時もサインポスト(無線局の種別は無線標定陸上局)の設備提供・管理もした。
*基地局、無線標定陸上局とも無線システムを利用する企業・団体が無線局の免許人となり、本センターは支援に留まるものであった。
1982年(昭和57年)にMCA無線が制度化されると自ら制御局(種別は陸上移動中継局)の免許を取得し、事業の主体として活動を開始。
関西地方には別法人として近畿移動無線センターが設立された。
以後、地方毎に開設が続き、
1986年(昭和61年)の東北移動無線センター設立をもって日本全国を8財団でカバーする体制ができた。
2009年(平成21年)には8財団が合併し「移動無線センター」として法人としては単一のものとなった。
2012年(平成24年)に一般財団法人へ移行した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「移動無線センター」の詳細全文を読む



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