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程穆倩 : ウィキペディア日本語版
程邃[てい すい]
程邃(てい すい、男性、1607年 - 1692年)は、中国明末初の篆刻家書家画家である。
を穆倩(ぼくせん)、は垢区・垢道人・青溪朽民・野全道者・江東布衣。安徽休寧に生まれ、晩年に揚州に移った。
== 略伝 ==
若いうちから黄道周楊廷麟に遊学し、経学考証学などを学び、・書・画・篆刻の四芸を研鑽した。明朝では諸生として過ごす。民族意識が強い文人画家として著名で、詩に『会心吟』がある。
篆刻は朱簡に師法し、漢印の刻法をよく研究し、考証学の研究から金石文を取り込み、古風で素朴な作風を打ち立てた。特に朱文印に優れた。側款草書で記し、重厚で力強い。文彭何震の流れはすでにマンネリ化し停滞していたが、これを断ち、徽派に新風を興した。巴慰祖胡唐が後に続いた。
周亮工梁清標などの名士の印は程邃が作印した。程芝華の『古蝸篆居印述』に程邃の印が模刻されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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