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稚児ヶ墓山(ちごがばかさん)は神戸市北区山田町岩谷の丹生山系と呼ばれる山塊に属する標高585.9mの山。この山系の最高峰である。 == 山名の由来 == 稚児ヶ墓山の西に位置する丹生山頂には丹生神社があり、この丹生神社は甞て同じく丹生山頂に位置していた明要寺と一体を為していた。豊臣秀吉の別所長治に対する攻撃の際、別所側についた明要寺は容赦なく焼き払われた。この攻撃においては多くの幼子も犠牲となり、周辺の人々はこれ哀れみ、「稚児ヶ墓」と呼ばれる墓をこの山の頂上すぐ下に作って弔った。山名はこの「稚児ヶ墓」に由来する〔「別所一族の興亡 『播州太平記』と三木合戦」(橘川真一著 西川卓男校訂 神戸新聞総合出版センター 2004年12月)95頁〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「稚児ヶ墓山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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