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稲付川[いなづけがわ]
稲付川(いなづけがわ)は、東京都北区を流れる河川。石神井川の分水として根村(板橋区双葉町)から分かれていた根村用水の別称。現在は排水路に役割を変え、ほとんどの区間が暗渠となっている〔北区を流れる河川(東京都北区公式サイト) 、2011-04-10閲覧。〕。 == 概要 == 稲付用水、中用水、北耕地川とも呼ばれ、徳川家綱の時代に開削されたと言われる。1967年に開始された工事により現在ではほぼ全域が暗渠化されているが、最下流部の国道122号(北本通り)の北町橋(赤羽警察署・大同特殊鋼王子工場の南側)を越えた部分から隅田川までの約150メートルが開渠(かいきょ)になっている。ただし隅田川の堤防に切れ目がなく、また目立ったポンプなどの設備もないことから〔標高の低い河川は潮汐により海水が遡上し農作物に影響するため、これを防止する目的で侵入防止の水門と排水のためポンプ場が設けられる。〕、現在は直接の接続はなされていないものとみられる。開渠部の流れが殆どなく水溜りのようになっており、しばし溜まった水が暗渠部へと逆流しているのが見られる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「稲付川」の詳細全文を読む
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