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稲岡耕二[いなおか こうじ]
稲岡 耕二(いなおか こうじ、1929年4月12日 - )は、日本文学者(万葉学者)。古代文学専攻。東京大学名誉教授。 ==来歴・人物== 東京の滝野川に生まれる。旧姓和田。第一高等学校卒業、東京大学国文学科から大学院へ進学。1956年、稲岡良子と結婚、稲岡姓となる。高校教師を経て、1963年、武庫川女子大学専任講師、65年4月1日助教授。同15日退職し、翌日から山口大学専任講師。これは辞表が受理されず、五味智英の指示により内容証明つきで送付したため。66年、助教授。67年、東大教養学部助教授、75年、教授。1985年、文学博士、論文の題は「萬葉表記論 」〔博士論文書誌データベース〕。 90年、定年退官。上智大学教授、2000年退職。 『万葉集』が専門。主に『万葉表記論』などの著作において、いわゆる「柿本人麻呂歌集」に見られる特殊な用字法を、国語表記史上の問題として論じた学説などによって知られる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「稲岡耕二」の詳細全文を読む
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