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稲核 : ウィキペディア日本語版
稲核[いねこき]
稲核(いねこき)は、長野県松本市安曇の集落の1つであり、1874年(明治7年)に安曇村が発足した際には、その構成4か村の1つであった〔『安曇村誌 第3巻 歴史下』p.3〕。集落内を国道158号が貫通し、松本方面から上高地乗鞍高原岐阜県方面に向かう際には必ず通過する。
== 概要 ==
安曇地区は、梓川松本盆地に流れ出る手前から、山奥までの広範な地域で、いくつもの北アルプスの巨峰や上高地乗鞍高原を含む。稲核は、そのうち島々集落から4kmほど上がった地域にある。梓川に並行してできた山腹の少しばかりの平地に成立した集落である。近世以前には野麦街道沿いの宿泊地としての機能も果たしたが、現在では国道を多くの観光客・物流が通るものの、単なる通過地になってしまっている。稲核ダムの完成により水没・離村した人々も多かった〔『安曇村誌 第3巻 歴史下』p.17〕。旧野麦街道である国道158号とその両側に並ぶ集落は、現在のダム水面よりも50~60m高い所にあったので、水没をまぬがれた。
稲核の「核」は、1960年代以前には「木偏」ではなく「手偏」を用いていた。また近世の検地帳では、「手偏」の右側に「実」の旧字体を書いている〔。
この地域独自の野菜である稲核菜が住民の手で栽培されており、名産品となっている。〔稲核菜(いねこきな)~幻の漬け物 新まつもと物語 2013年8月6日 2016年2月6日閲覧〕
2012年1月現在で、世帯数103、人口247である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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