翻訳と辞書
Words near each other
・ 稲武温泉
・ 稲武町
・ 稲武西テレビ中継局
・ 稲毛
・ 稲毛三郎重成
・ 稲毛中学校
・ 稲毛健太
・ 稲毛区
・ 稲毛台町
・ 稲毛屋山
稲毛氏
・ 稲毛民間航空記念館
・ 稲毛浅間神社
・ 稲毛海岸
・ 稲毛海岸駅
・ 稲毛海浜公園
・ 稲毛海浜公園球技場
・ 稲毛神社
・ 稲毛謙介
・ 稲毛重成


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

稲毛氏 : ウィキペディア日本語版
稲毛氏[いなげし]
稲毛氏(いなげし)は、桓武平氏良文流坂東八平氏の一つ秩父氏の一族である。のちに武蔵国橘樹郡神奈川県川崎市)を本拠に勢力を張った一族。
秩父平氏の系譜を引き、平家の郎党として在京していた小山田有重の三男である重成が、治承・寿永の乱において東国へ下国し、院政期に立荘された稲毛荘に進出し稲毛氏を称したことに始まる。重成は北条政子の妹を嫁とし、鎌倉将軍家・北条家の親戚関係となり、一族の畠山重忠や弟の榛谷重朝とともに治承・寿永の乱や奥州合戦において活躍し、鎌倉幕府の成立において重用された。
多摩川沿いの登戸枡形城を、東京都稲城市と境界を接する川崎市多摩区小沢城を構える。川崎市多摩区枡形の広福寺稲毛領主館跡と伝わり、現在もその遺構が残る。
1205年、同族の畠山氏北条氏との抗争に巻き込まれ、三浦義村に滅ぼされる。一族が讃岐国へ流れた。
稲毛家文書目録が香川県立文書館で閲覧できる。
因みに、千葉氏系の稲毛氏も存在する。
== 系図 ==

 秩父重弘
  ┣━━━━━┓
 畠山重能  小山田有重
  ┃     ┣━━━━━━━━━━━━━┳━━━━┳━━━┳━━━━┓
 畠山重忠  稲毛重成          榛谷重朝 森行重 田奈有朝 小山田重親
        ┣━━━━━━━━┳━━━━━━┓
       稲毛(小沢)重政 宇都宮頼綱室 綾小路師季

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「稲毛氏」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.