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稲葉正吉 : ウィキペディア日本語版
稲葉正吉[いなば まさよし]

稲葉 正吉(いなば まさよし)は、江戸時代前期の武士旗本美濃国青野領(知行5000石)の2代領主。
元和4年(1618年)、稲葉正成の十男として生まれる。寛永5年(1628年)、兄・正次が死去した際、その子・正能は僅か3歳という幼年だったため、代わりにその所領である美濃青野領5000石を相続し、旗本寄合席に列した。
寛永18年(1641年)4月22日に甲府城の守衛、正保2年(1645年)6月25日に浅草寺観音堂の造営奉行を務めた。慶安3年(1650年)11月19日には書院番頭に就任した。
明暦2年(1656年)7月3日、駿府城の護衛中、家臣の安藤甚五右衛門松永喜内男色問題のもつれから争いとなり、その末に殺害された。享年39。長男の正休が跡を継いだ。
==参考文献==

*『寛政重修諸家譜』第10巻




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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