翻訳と辞書 |
春秋穀梁伝[しゅんじゅうこくりょうでん]
春秋穀梁伝(しゅんじゅうこくりょうでん、旧字:春秋穀梁傳、ピンイン:Chūnqiū Gŭliángzhuàn)は、『春秋公羊伝』『春秋左氏伝』と並ぶ春秋三伝の一つ。正確には経書ではないが、準経書扱いされる書物。十三経の一つであるが、五経には入らない。経学の重要書物。 ==成立時期== 伝承に依ると、『穀梁伝』は『公羊伝』と同じく孔子の弟子子夏から穀梁子(名は赤とも云われるが複数あり、定まっていない)に伝わったとされているが、その伝承は『公羊伝』以上に無理があり、少なくとも前漢宣帝期には現在の形に纏められていることが解っているが、それ以前の経緯は明らかとなっていない。 『公羊伝』と同じく、『穀梁伝』にも幾人もの経師が存在し、何等かの伝承が存在したことは事実であるとされている。しかし『穀梁伝』は明らかに『公羊伝』の影響を受けて成立したと思われる点が存在するため、現行本『穀梁伝』の姿になるのは、少なくとも『公羊伝』成立の後であると言われている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「春秋穀梁伝」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Guliang Zhuan 」があります。
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|