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穆天子伝(ぼくてんしでん)は、周の穆王の伝記を中心とした全6巻からなる歴史書。周王遊行とも呼ばれる。穆王在位55年間の南征北戦(外征)について詳しい。その記録は穆王13-17年、崑崙山への9万里の西征で西王母と会い、帰還後は盛姫という美人に対する情愛についての記録で終わっている。『左伝』の歴史記述様式と違って、穆王を中心とした描写風の随筆になっている。 == 発見の経緯 == 穆天子伝は西晋時、魏の襄王の墓が汲郡の盗賊により盗掘された時に竹簡として発見された。この竹簡は『汲冢書』75篇として整理され、穆天子伝は5巻に纏められた(後、1巻が追加された)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「穆天子伝」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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